コンシーラーは、肌悩みのカバーに欠かせないベースメイクアイテム。クマ・ニキビ跡・シミなど、ファンデーションだけでは隠しきれない部分も均一に整えます。
ドラッグストアで購入できるプチプラから人気のデパコスまで種類も多く、「おすすめのコンシーラーはどれ?」「カバー力が高いものが欲しい!」など、どれを選べばよいか迷いますよね。
そこで今回は、美容ライターとして活動している管理人が人気のコンシーラー7商品を徹底レビュー!実際に使用し、カバー力や使い心地を検証しました。
肌悩み別におすすめのコンシーラーをまとめたので、ぜひ参考してください!
Mignon管理人Neneです。特級コスメコンシェルジュ・化粧品検定1級を取得。プチプラからデパコスまで多くのコスメを使用してきました。リアルな使用感を伝えるのが得意♪
コンシーラーはどこに塗る?基本的な使い方を解説

コンシーラーとは、ニキビ跡・目元のクマ・小鼻の赤みといった肌悩みを隠すメイクアイテムのこと。ファンデーションよりカバー力が高く、気になる箇所にピンポイントで使用するとベースメイクの厚塗り感を防げます。
また、ハイライト効果のある明るめのコンシーラーは、顔に立体感を出したり、ほうれい線をカバーしたりするのに便利。光を反射して肌を明るくみせてくれますよ。*
コンシーラーを正しく使えば、ベースメイクが均一に整い、メイク全体の仕上がりもワンランクアップ。ファンデーションを重ねるよりも時短になるので、毎日のメイクにぜひ取り入れてくださいね。
コンシーラーは、スティック・リキッド・クリームの3タイプに分かれます。今回は肌悩み別におすすめのアイテムを詳しく紹介!気になるものがあれば、ぜひチェックしてくださいね♪
*メーキャップ効果によるもの
コンシーラーを塗る順番は?

コンシーラーを使う順番は、使用するベースメイクアイテムによって異なります。順番を間違えると肌に密着せず、メイク崩れの原因になるので注意が必要です。
リキッドファンデーション
化粧下地→リキッドファンデーション→コンシーラー→フェイスパウダーの順番で使用します。ファンデーションで隠しきれない部分にコンシーラーを重ねましょう。
パウダーファンデーション
化粧下地→コンシーラー→パウダファンデーションの順番に使用します。パウダーのあとにコンシーラーを重ねると十分に密着せず、ヨレる原因になるので注意してくださいね。
BBクリームや日焼け止めなど
BBクリームや日焼け止めを塗ったあとにコンシーラーを重ねると、気になる部分をしっかりカバーできます。仕上げに軽くフェイスパウダーをのせるだけでも、メイクの持ちがぐんとアップしますよ。
カバー力を検証!おすすめコンシーラーはどれ?

今回は、以下のコンシーラーを実際に使用してカバー力を検証しました。
- スティックタイプ…KATE スティックコンシーラーA
- クリームタイプ…NARS ソフトマット コンプリートコンシーラー / IPSA クリエティブコンシーラー/ tfit カバーアッププロコンシーラー
- リキッドタイプ…Dior スキンコレクトコンシーラー/ KANEBO デザイニングカラーリクイド/ イヴ・サンローラン ラディアントタッチ

KATEのスティックコンシーラーをはじめ、クリームタイプ3種は平均的に高いカバー力がありました。なかでもNARSとIPSAは肌にピタッと密着し、メイク崩れの心配も少なそうです。
一方、tifitoはなめらかな使用感で馴染みやすいものの、他のクリームタイプと比べるとカバー力は控えめ。濃いシミやニキビ跡を隠すには物足りなさそうです。
リキッドタイプのなかでは、KANEBOのコンシーラーがカバー力に優れていました。みずみずしいテクスチャで伸びもよく、頬などの広い範囲にも使えます。
Diorはファンデーションに近いテクスチャで、KANEBOと比べると少し重ために感じました。ツヤのある仕上がりでくすみを飛ばすため、顔全体の色ムラを整えたい人におすすめです。
YSLはハイライト用のコンシーラーにぴったり。明るめのカラーで肌馴染みがよく、白浮きの心配もありません。筆タイプでササっと塗れるのもポイントです。
肌悩み別に選ぶ!おすすめコンシーラーを紹介
今回は、以下の肌悩み別におすすめのコンシーラーをご紹介します。
実際に使用してわかった使用感や仕上がりもあわせて解説するので、ぜひ選び方の参考にしてください。
シミやニキビ跡にはステイックタイプのコンシーラー

スティックタイプは、固形で硬めのテクスチャが特徴です。頬のなどの動きの少ない部位に使いやすく、シミやニキビ跡もしっかりカバーできます。そのまま塗布するのはもちろん、広範囲の部位にはブラシを使うのもおすすめです。

KATEのコンシーラーはカバー力は申し分ないですが、やや黄味よりに発色します。ブルーベースの人は、ピンク味のある&be(アンドビー)のスティックコンシーラーが使いやすいですよ!

濃いシミやニキビ跡には、NARSのコンシーラーもおすすめです。スティックタイプ並みのカバー力がありながら、ノンコメドジェニック処方*で肌へのやさしさも考えられています。
*全ての方にニキビができないというわけではありません。

NARSのコンシーラーはカラーバリエーションが豊富なのも魅力。1275〜1277はブルベさん、1278〜1282はイエベさんにおすすめの色味です。
クマや小鼻の赤みはクリームタイプのコンシーラー

目元のクマや小鼻の赤み部分には、色味を調整しやすいクリームタイプを選びましょう。目元や小鼻周りは皮膚が薄く、厚塗りになると崩れやすくなることも。複数の色を混ぜられるコンシーラーなら、自分の肌色に合わせて自然にカバーできます。

TIFITのコンシーラーは、なめらかなテクスチャのクリームタイプ。単色だとカバー力は控えめですが、色味を調整がしやすいのが特徴です。複数色をはじめて使う人は「01 Neutra」か「02 Warm」がおすすめです。
IPSAのコンシーラーは、柔らかいテクスチャでカバー力も高め。とくに目元のクマ隠しに使いやすいでしょう。手のひらサイズでブラシ付きなのもポイントです。
頬や目元の色ムラにはリキッドタイプのコンシーラー

頬の色ムラや赤みをカバーするなら、リキッドタイプのコンシーラーがおすすめです。他のコンシーラーと比べて伸びがよく、広範囲に塗ってもムラにならず自然にカバーできます。
Diorはファンデーションとコンシーラーの中間的なテクスチャです。カバー力が高く、肌の赤みはしっかり隠せます。しかし、厚塗りになりやすいので少量ずつ使用しましょう。

Kaneboのコンシーラーは、カバー力だけでなく密着力も優秀。保湿成分であるヒアルロン酸やグリセリン配合で、乾燥を防ぎながら肌悩みをカバーします。
ハイライトにはワントーン明るい色◎

ハイライト効果のあるコンシーラーなら、YSLのラディアントタッチを選びましょう。カバー力は控えめですが、光を集めて肌を明るくみせてくれます。*
*メーキャップ効果によるもの
なかでも、目元の凹み・ほうれい線・口元のくすみに使うと若々しい印象を与えます。粉状のハイライトが苦手な人も、ベースメイクに仕込むだけで自然な立体感を演出できるでしょう。
ハイライト用のコンシーラーも販売されていますが、普段より明るいカラーであればどのタイプでも代用できます!しかし、使いやすさで選ぶなら、肌に馴染みやすいリキッドタイプがベターです。
