自宅で手軽に楽しめるセルフジェルネイル。ネイルサロンに行く時間がないときや、自分だけのオリジナルデザインを試したい人にもぴったりのアイテムです。
さまざまなメーカーから販売されており、「初心者におすすめのジェルネイルキットは?」「ライトはどれを使えばいい?」「そもそも何が必要なのかわからない…」と、悩む人も多いはず。
そこで今回はプロのネイリスト監修のもと、おすすめのセルフジェルアイテムをご紹介します。必須アイテムがそろったジェルネイルセットをはじめ、ライト・カラージェル・ピールオフジェルなど人気商品を厳選しました!ぜひ選び方の参考にしてください♪
ネイリスト歴9年。東京・新潟のネイルサロンで経験を積み、その後独立。爪にやさしく、持ちのよいネイルが好評です♡オフィスネイルから細かいアートネイルまで幅広いデザインに対応できます!
Mignonの管理人。プチプラからデパコスまで多くのコスメを使用してきました。コスメコンシェルジュ・化粧品検定1級を取得。最近はスキンケアについて勉強中です。リアルな使用感を伝えるのが得意♪
セルフジェルネイルはセットがいい?何が必要?

セルフでジェルネイルを始めるには、ライトやジェル以外にもさまざまなアイテムが必要です。まずは、以下のアイテムをチェックしてくださいね。
- ライト…ジェルを硬化させる
- ベースジェル…ジェルネイルの土台をつくる(持ちをよくする)
- トップジェル…ジェルネイルの仕上げに使用(ツヤだし&強化)
- カラージェル…色合いをつくる
- エメリーボード…爪の長さ形を整える
- リムーバー…ジェルを溶解してオフする
セルフキットを選ぶときは、必須アイテム6点がすべて入っているか必ずチェックしましょう。今回のリサーチによると1万円前後のセルフジェルキットなら、ほとんどのセットに必要なアイテムがそろっていました。
なかでもジェリーネイルのスターターキットは、必須アイテムがコンパクトにそろっているので初心者の人にも使いやすいでしょう。爪のダメージを抑えたいなら、cirila(シリラ)もおすすめ。爪や肌を傷つけず、簡単な手順でサロン級の仕上がりが実現します。


- ブラシ…コンテナタイプ(ポリッシュタイプではない場合)は必要
- ウッドスティック…はみ出したジェルのオフに便利
- ファイル…自爪を傷つけてジェルの密着力を高める
- クリーナー…未硬化のジェルを拭きとる
ジェルネイルは大きく分けて、コンテナタイプとポリッシュタイプの2種類があります。ポリッシュタイプはマニキュアと同様の容器で、筆付きのため手軽に塗れます。一方、コンテナタイプは丸型の容器に入っており、塗るには別途ブラシが必要です。
ブラシが付属し、カラージェルが30色そろっているセットならirogelがおすすめです。ウッドスティックやクリーナーに加えて、ホログラムやネイルシールも付属しているので豊富なデザインを楽しめます。

カラージェル30種類以上に加え、ポリッシュタイプを求めるならJODSONEを選びましょう。価格も5,000円程度と手頃で、コスパ重視の人にもぴったりです。

セルフジェルネイルキットは、5,000〜15,000円程度の幅広い価格帯で販売されています。安価なセットはライトの品質が低いことが多いため、長く使うなら10,000円程度のものがおすすめです。
ライトは指がすっぽり入るLED+UV両用がおすすめ

ジェルネイルアイテムをそれぞれ購入するなら、ライトは質のよいものを選びましょう。ジェルネイルのライトは、UVライト・LEDライト・ LED/UV両対応の3種類に分かれています。
UVライトは比較的安価で、紫外線(UV-A波)に反応してジェルを硬化させます。しかし、硬化時間が2〜3分と長く、電球も約半年で切れるので定期的な交換が必要です。
一方、LEDライトは可視光線に反応してジェルを硬化させるタイプで、半永久的に使用可能。電池交換も必要なく、硬化時間も15〜30秒と短く済みます。UVライトより価格は高めですが、軽量で使いやすく人気の高いアイテムです。
LED/UV両対応ライトは最新タイプで、基本的な機能はLEDライトと変わりません。UVライトより価格が安いものも多く、ネイルサロンでも広く使用されています。ジェルメーカーによって対応ライトが異なるケースもあるので、両対応タイプなら安心して硬化できるしょう。
私はお試しでJODSONEのライトを購入しました。LED/UV両用で価格も安く、問題なく使用できています。ドーム型で指4本は入りますが、片手をすっぽり入れるならスクエア型がおすすめです。


本格派にオススメなのはハイパワーなNaility!のライト。USBポートが2つ付いているので、ネイルマシーンやスマホなどを充電しながら使えて便利ですよ。

さらに、長さ出しをする人にはペン型ライトが便利です。チップを片手で押さえながら硬化する必要があるため、手を入れるタイプだとズレることも。ペン型なら仮硬化がしやすく、きれいに密着しますよ♪

ピールオフジェルを使えばオフも簡単!

爪に負担をかけず簡単にオフしたいなら、ピールオフジェルがおすすめです。ピールオフジェルは、溶剤を使わずにペリッと剥がせるジェルのことで、爪へのダメージを最小限に抑えられます。
ピールオフジェルは、甘皮処理や下準備のあとに塗布し、ライトでしっかり硬化させます。剥がしやすい仕様のため、早いと1週間程度で取れやすい点がデメリットです。しかし、コツを押さえれば3〜4週間ほど持たせることもできます。
できるだけセルジェルネイルを長持ちさせたい人は、PRE GEL(ピュアジェル)とペロリンのピールオフジェルがおすすめです。他のピールオフジェルと比較しても、取れにくいというコメントが多くありました。

硬化の早さや塗りやすさを重視するなら、TOMICCAやネコジェルもおすすめです。特に、ネコジェルはテクスチャーが固めで流れにくいため、初心者でも扱いやすいでしょう。


より長持ちさせたいなら、プライマーを仕込むのもおすすめ!ピールオフジェルだけでは剥がれやすい人も、取れにくくなるでしょう。マジカルプライマーは私も使用しています。

ピールオフジェルは時間が経つと自然に剥がれますが、無理に剥がすのはNG。オフするときは湯船やぬるま湯に浸けて、ゆっくり剥がすのがポイントです。ウッドスティックがあると、よりスムーズにオフできますよ。
ピールオフを使わないなら、ネイルオフアイテムをチェック
ピールオフを使わずにオフする場合は、ジェルを溶かすためのリムーバーが必要になります。ここで注意したいのは、ジェルネイル用のリムーバーには「アセトン」という成分が含まれていること。
一般的なマニキュア用の除光液にもアセトンは含まれていますが、濃度が低いのでジェルネイルをオフすることはできません。ジェルネイル専用のリムーバーをチェックしてくださいね。
SPACE CASTのアセトンは高品質で使いやすい!サロンでは長さだしの方やストーンをたくさんつけた方に使用しています。ストレスなくオフできますよ♪
ネイルオフには、電動マシンを使用してジェルを削る方法もあります。しかし、慣れていないと自爪を削りすぎてしまうので注意が必要です。時間はかかりますが、アルミホイルを巻いてジェルを溶かす方法がベターです。

プロおすすめのジェルメーカーを紹介

カラージェルは多くのメーカーから販売されているため、どれを選ぶか迷う人も多いですよね。シンプルなワンカラーにするなら、ヌーディーカラーが豊富なGAOYがおすすめ。ポリッシュタイプで塗りやすく、ムラになりにくいので初心者でも使いやすいでしょう。

ワンカラーでは物足りない人は、マグネットジェルを選ぶとよいでしょう。Coikazeのマグネットジェルは肌馴染みいいスキンカラーが多く、セルフジェルが初めての人にも塗りやすいと評判でした。

マグネットジェルはムラになりにくいので、意外と簡単に仕上げられます。手軽に奥行きのあるデザインを楽しめるので指先が一気に映えますよ♪
サロンで1番多く取り扱っているのはプリジェルです。マットなカラーやラメ、シアー系のヌーディーカラーまで幅広く人気です。プリジェルミューズは薄塗りも厚塗りも高発色で縮まないことが強み。塗りやすいですよ♪
まずは簡単デザインからチャレンジ!

ネイルの基本となるワンカラーは、単色で気軽に挑戦しやすいデザインです。しかし、シンプルだからこそ塗りムラなどの粗が出やすいデメリットも。最初のうちはグラデーションにしたり、肌馴染みのよいカラーを選ぶと仕上がりがきれいに見えるでしょう。
チークネイルのやり方は、ベースジェルを硬化したあとにシアーホワイト系のカラーを爪全体に塗ります。ホワイト系のベースカラーは、二度塗りすると均一に発色しやすくなります。次に、チークカラーとなるピンク系のカラーをスポンジに取り、爪の中心にポンポンと重ねてぼかしましょう。


ネイル用の小さいスポンジがあると、チークネイル以外のデザインにも使用できます。さまざまなデザインに挑戦したい人はチェックしてくださいね!

ホロの埋め込みは簡単なのにお洒落に仕上がるのでおすすめ!ベースのカラーを塗ったらホロを置き、上からシアー系のカラーを重ねるだけ。さらにホロをずらしたあと、またシアー系カラーを重ねると奥行きが出て可愛くなりますよ。


